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長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、国により定められている「長期優良住宅認定制度」の基準を満たしている、と認められた住宅のことです。認定されるための基準としては、「耐震性」「省エネルギー性」「居住環境」「維持保全計画」「維持管理・更新の容易性」「劣化対策」「住戸面積」が主なものとなっており、それぞれの項目について細かく認定基準が定められています。

例えば、「省エネルギー性」であれば、「次世代エネルギー基準いて記号するために必要な断熱性能などを確保しておくこと(省エネルギー対策等級4以上)」といった形になっています。

長期優良住宅として認定された場合、「長く・安心して・快適に暮らせる家」と認められたということになります。さらに、認定を受けることによって税制面での優遇が受けられるなど、さまざまなメリットが得られます。

長期優良住宅のメリット

補助金が受給できる

長期優良住宅として認定を受けた場合、補助金を受給できることがあります。

例えば、「子育てエコホーム支援事業」においては、子育て世帯や若年夫婦世帯によって高い省エネ性能を持つ新築住宅を取得したり、住宅の省エネ改修を行うことにより補助が受けられます。

また、地域材を用いて長期優良住宅やZEH住宅などの新築を行う場合に補助金を受け取れる「地域型住宅グリーン化事業」という制度もあります。

ただし、上記のような制度は各種条件や期限が設けられていますので、補助金を受けようとする場合には詳細の条件等をあらかじめ確認しておくことが大切です。

固定資産税の減額措置が受けられる期間が5年

固定資産税に関しても、メリットを得られる場合があります。長期優良住宅を新築した場合、新築住宅係る固定資産税の減額措置の適用期間が一般住宅よりも延長されます。一般住宅の場合の減額措置期間は3年間となっていますが、長期優良住宅の場合は5年間減額措置を受けることができます。

住宅ローンの金利引き下げの恩恵を受けられる

長期優良住宅を新築した場合には、住宅ローン控除についてもメリットが得られます。

控除対象となる年末ローン残高の最大限度額を見ると、省エネ基準適合住宅の場合は4,000万円となっているものの、長期優良住宅は5,000万円まで限度額が引き上げられます。

地震保険料が割引

長期優良住宅の認定基準には「耐震性」の項目があります。この点から、長期優良住宅の認定基準を満たしているということは、地震保険で用意されている「耐震等級割引」または「免震建築物割引」のいずれかの条件を満たしている、ということにもなります(ただし、重複して割引を受けることはできません。条件を満たしている中で最も割引率が高いものが適用されます)。

割引を受けるためには、基準を満たしている点を証明する確認書類を保険会社に提出することが必要です。

快適な家に長く住める

長期優良住宅と認定された住まいは、「長く快適に住み続けられる家」ともいえます。これは、省エネ住宅は建物自体への負荷がかかりにくいため。断熱材にこだわったり、湿度の調整を十分に行ったりすることにより、建物の寿命を延ばすことにもつながりますので、次世代にわたって住み続けられる家になると考えられます。

資産性の維持がしやすくなる

長期優良住宅の認定を受けることにより、資産価値を高められます。住まいの売却を行う際にも、「長期優良住宅である」という点はアピールポイントの一つとなります。また、高い耐震性を持っている住まいということになりますので、買い手側にとっても家を買う際の安心材料になるといえるでしょう。

長期優良住宅のデメリット

申請費用がかかる

単に家を建てるだけで長期優良住宅の認定を受けられるわけではなく、認定を受けたい場合には申請を行う必要があります。この場合、設計図書類を作成する費用や、認定手数料、手続きの代行費用などさまざまな費用が発生します。多くの場合、申請手続きはハウスメーカーや建築会社に代行を依頼することになりますが、どこに依頼するかによって代行費用が異なってきますので、申請を考えている場合はあらかじめ必要な費用についても確認しておくと良いでしょう。

認定条件を満たすため間取りなどに制約が出てくる

長期優良住宅の認定基準を満たすため、間取りや設計が制限されるケースもあります。

特に耐震性は、間取りや設計と密接に関係しています。例として、耐震等級3の住まいづくりを行う場合には、一般的な住宅よりも多くの耐力壁をバランスよく配置する方法が広く用いられています。そのため、「柱や壁が少ない広々とした空間を作りたい」という希望は、長期優良住宅で実現するのは難しいことがあるといえるでしょう。理想の間取りをどうしても実現したい、と考える場合には、施工業者とよく相談しながら間取りを決めていく必要があります。

長期優良住宅の認定までの流れ

ここで、認定までの流れについて確認しておきましょう。長期優良住宅の認定を受ける場合、一般的には下記のような流れで進められます。

  1. 技術的審査の依頼
  2. 適合省の交付(評価機関に申請)
  3. 所管行政庁への認定申請
  4. 認定/着工
  5. 工事完了

認定を受けようとする場合には、申請を着工前までに行います。既に建築工事に着手した住宅は、長期優良住宅(新築)の認定申請を行うことができない点には注意が必要です。

また、申請手続きについては、施工事業者が代理で行うこともできます。スムーズに申請を行って認定を受けるためにも、長期優良住宅の建築や申請の経験を持ったハウスメーカーや建築会社に相談してみると良いでしょう。

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